2014年8月10日日曜日

岸和田ジュニア本戦 池村杯男女

遅れた結果報告という形になりますが…

岸和田ジュニア本戦は、男子出場者の三田村、女子出場者の道姓それぞれ、1回戦敗北(道姓は1回戦がDefのため2回戦)となりました。

2人とも惜しい試合でした。道姓はまだまだこれからでしょう。女子としては山田に続いて本戦出場できたということで、本戦の雰囲気を知る1人となれたことが大きな経験だと思います。すでに山田は違う大会ではありますが、準優勝という実績を残してもう1歩先へ進んでいます。その努力を彼女はもちろんしてきたわけですから、並大抵の努力ではその実績に並ぶようなものを残すことはできません。良いことばかりではなく、苦しいことも経験しなければなりませんし、山田の側に立って、恩返しの意味も込めて指導の協力をする方の人間になっていくことも大切です。またさらに精進していけるといいですね。

一方、三田村は1回戦から第1シードのH君(生野)との試合。以前練習試合ではボロボロにやられていました。結果は4-6でしたが、彼はやはり努力の人間だったと感じた試合でした。勿論負け試合ですので、最終的にはポイントを多くとられていたのですが、第1シード相手に立ち上がりから堂々としたテニスをし、彼の良いところを100%とは言わないまでも、練習した成果として出すことができていたと思います。思えばその練習試合をしたのが4月頃ですから、大した成長です。男子キャプテンとして後輩に良い姿を見せてあげたいという気持ちもあったでしょう。良い試合でした。勝てたと言えばもちろんその可能性もありましたが、そこまで持っていくことができるところまで到達した彼の努力を今は賞賛したいと思っています。



池村杯のダブルスは、
男子が吉本・干場、女子が山田・満田でともに1回戦は突破!!
吉本・干場はそのあと3-6で、山田・満田は上シードに1-6で敗れはしましたが、ジュニアの大会で、普段とは違うコートで、そしてレベルが高い選手たちがいる中で、両方が1回戦の「勝つべきところを勝つ」ことができたことが嬉しい!その反面、もっと勝たせてやりたいという気持ちが強くありますが、とにかくすべて今この時期は経験。1回でも多く勝ち上がろうとしている選手たちの姿勢が素晴らしい!


明日は総体の予定でしたが、台風の接近にともなって13日に延期です。残念。。

2014年8月5日火曜日

岸和田ジュニアテニス大会速報 練習試合@岸和田産業高校 池村杯男子S

8月6日

岸和田ジュニアテニス大会女子の伯太会場の分がすべて行われました。あいにくの空模様から一転、かなり暑い日となりました。
伯太会場では女子5名が予選に挑戦しました。この5名は全員初心者。テニスを初めて4か月ですが、それぞれが力を発揮すればもしかしたら…そのような中で、4名が非常に惜しい試合をしました。1名は初戦を突破しましたが、中学からの経験者に破れ、残った者も粘りながらも負けてしまいました。圧倒的な負けがなかったものの、勝てなかった、勝たせることができなかったことが悔やまれます。
そのような中で、粘り強いテニスを持ち味とする

道姓が予選を突破!!本戦出場を決定しました!!

準決勝は苦しい試合になりましたが、決勝は危なげない試合運びで見事に本戦行きをきめました。おめでとう!!


女子の内、山田・満田は明日の池村杯ダブルスにむけて、岸和田産業高校にお世話になりました。硬式経験者の多い狭山高校と、しっかりしたチーム作りをされている岸産にまじり、良い前日練習ができました。

女子に対して、いつも色々な考えをもっていますが、全員1年生。まだまだこれから。チームの礼儀や気持ち良いチームにしていくための態度等も含めてこれから。強い、でも強いだけではないチームにしてやりたいです。


そして男子は池村杯シングルス。今日は三田村、吉本がのぞみましたが、三田村は3-0からのまさかの逆転負け。吉本は体調が全くすぐれずに負け。二人とも勝ちの実力は十分なのですが、それをいかすための「勝ち方」をまだまだ研究せねばなりません。努力、努力、努力…。


明日は靭公園、万博では池村杯男女ダブルス、岸和田中央公園で岸和田ジュニアの本戦が行われます。
会場は違うけども、全員で勝ちましょう!!!

2014年8月3日日曜日

男子:岸和田ジュニア大会速報 女子:練習試合

8月3日
あいにくの空模様ながらも、何とか男女ともにテニスができました。
まずは男子から。
岸和田ジュニアテニス大会という南大阪地区でのローカル大会ですが、伯太会場からは

三田村が予選ブロック優勝!!

ここ最近、吉報が続きます。彼は1つずつ苦手を克服するためにコツコツと努力を積み重ねてきた選手です。報われない努力が多い中で、彼の努力は確実に少しずつではありますが報われてきています。ほかの選手は残念ながら突破できませんでしたが、あくまでも総体にむけての前哨戦。
「反省」をして次につなげてくれればそれで構いません。

一方、女子は梅花女子大学にて梅花高校と取石中との練習試合。ここ最近、女子もメキメキと力をつけはじめた者が現れ始めました。オムニで快適な環境の中で試合前の調整をさせていただきました。


明日は、池村杯組と岸和田ジュニア組にわかれての行動です。伯太全員で本戦をもぎとりましょう!!

合同練習試合@西高校、兵庫県立葺合高校 全中予選@大阪、近畿

8月2日

西高校にお邪魔して、山田の合同練習をお願いしました。残念なことに雨模様な天気でしたが、ダブルス1試合と、少しだけ一緒にトレーニングに混ぜてもらいました。
今日は短時間だけでしたが、本当に良い雰囲気を感じさせていただきました。近畿公立優勝校でありながら、決して奢ることなく黙々と練習に励む西高校の雰囲気を、私は早く山田に感じさせてあげたかったのですが、今日はそれが少し達成できたと思います。
昨年の兵頭もですが、いつも快く練習に参加させてくれる西高校の皆さんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
このお礼は、1つでも試合で多く勝つことと、本戦で彼女たちにあたって勝つことだと考えています。いずれは団体戦で打ち破る時まで、精進しましょう。
次回また、参加させていただく約束をして、名残りを惜しみながら去りました。

…が、満足できずにオートテニスで少しステップの練習をして帰りました。中々上位層を伸ばすことがむずかしい環境ですが、今日は珍しくそのような機会をもうけることができました。これを山田がチーム全体にフィードバックしてくれれば尚良し。期待しましょう!


本日の岸和田ジュニア大会は雨天延期となりました。残念…。




話は変わり…
7月27日、7月30日と、本校によく練習にきてくれている取石中の試合を見にいってきました。27日は大阪大会にOGの山田を連れていきましたが、見事準優勝!残念ながら順位決定で3位通過になりましたが、その後の短い近畿大会までの日程で練習を詰めた結果、滋賀県長浜ドームで行われた近畿予選では見事準優勝!!おめでとう!!


近畿には山田を連れていくことはできませんでしたが、長浜ドームで行われている試合を見て、改めて「伯太の選手をここに連れてきたい…」という思いがわきました。中学生団体戦は熱い。皆が必死になって、チーム一体で戦っている雰囲気がドームを支配していました。

そこで戦っている取石中の選手たちの努力の過程を知っているだけに、本当に熱い気持ちで応援させていただきました。努力がすべて結果に結びつくとは思いませんが、結果を出している人たちはやはり努力した人のみだと思います。取石中の選手たちはそれを体現してくれていました。伯太で練習したことを持ち帰って、自分のモノにして戦いの中で使ってくれているのを見るだけでこみあげるものがありました。

全国出場おめでとう!伯太全員で取石中の全国大会を応援しています。頑張ってください!


自分の目標が少し下がっていたことを実感させられた2日間でした。大阪には強豪私学、そして8シードに入る公立がありますが、すべて倒すつもりに改めて気持ちを入れ替えることができました。頑張ろう、伯太!!まずは総体です。


明日は男子が岸和田ジュニア、女子が梅花高校で練習試合です。晴れてくれればいいのですが…。

練習試合週間7月25日~7月29日

合宿が終わって、選手たちの疲れもとれないままに練習試合週間に入りました。

男子は26日に教育センター附属と、女子は25日に桃山学院・堺東と、26日に女学院中と桜宮にきていただきました。

男女とも疲労が全くとれていない状態での連戦。その中での練習試合は本人たちにはつらいものだったでしょうが、精神力を高めるには絶好の機会であったと思います。夏のテーマは追い込んで試合(総体)までの調整をきっちりと行うこと!その手始めだと思っています。女子はぼろ負けでしたが、それも良い経験でしょう。すべては本番できっちりと勝つためのステップ。本人たちがどの程度それを考えながら取り組むかで、そこから得られる成果はかわりますが、試合でどのような成果が出るか楽しみにしておきたいと思います。

そして29日には和歌山県立海南高校と同じく県立の星林高校と練習試合をさせていただきました
。男女4名ずつを連れての遠征を行いましたが、普段は試合をしない相手との、そしてオムニ6面で自然環境に恵まれた中での快適な練習試合は伯太の選手たちに非常に良い機会でした。全くしがらみの無いところでの練習試合は本人たちが100%試合の方法を考えながら練習するには最適でした。海南・星林両校には感謝の念でいっぱいです!

終わったあと。清々しい顔をしています。左の下内だけは、
良い試合をしたのに早々に熱中症でダウンしたので固い顔をしています・・・。

良い場所でした!観覧場所もあり、安くてきれい。羨ましいですね。

夏季合宿7月21日~23日

早いもので、新入生が入部して3か月、夏休みに突入しました。
4学区ダブルスが延期につぐ延期で、さらに他の大会もどんどんと迫ってくる中で、夏休み最初のイベントは夏季合宿です。

1年生にとっては初めての合宿。2,3年生にとっては2回目の、しかし大人数では初めての合宿です。場所は去年に続いてかわべテニス公園です。
1日目は昼から練習。今年は17名で5面を贅沢に使っての練習でした。この日は基礎的な練習で終了。2日目は早朝からランニング、そして一日練習の日。試合もまぜながらの日となりました。3日目、最終日は残り試合と最後の追い込み練習。

この合宿では、チームとしての団結を高めるのはもちろん、この夏全体の始まりということで、身体をきっちりと追い込むことをメインとしました。選手たちは最後の最後まで追い込まれて少々疲れ気味でしたが、「あの夏を超えたんだから大丈夫」とこれからのシーズンを乗り越えていけるだけの精神力をつけてほしいと願っています。

それにしても、人数がいれば色々なことができます。昨年は少人数でひたすら基礎練習をしていましたが、今年は顧問も選手も増え、昨年よりも多くのことができると改めて実感させられた合宿でした。(恒例の花火も楽しんでいました!)

来年は何人で来るのでしょうね。正面での撮影も、昨年より多くて大変でした。

 
明日はオフで、明後日から練習試合が連戦であります!!がんばりましょう!!

1年生大会@南大阪

南大阪で行われた1年生大会。伯太高校からも1年生が14名参加しました。
そしてなんと!

男子は干場がベスト16で本戦出場!

女子山田が準優勝!

男子はもう1人、寺田が本戦一歩手前の予選ブロック決勝で敗北してしまいましたが、初心者あがりの1年生たちが頑張っていました。
山田は惜しくも準優勝。球筋は明らかに優っていたのですが、相手の賢いテニスにやられてしまいました。高校テニス界には色々なプレイヤーがいるという1つの勉強になったのではないでしょうか。それにしても、この夏は2,3年生が学区で本戦へ、1年生はこの大会で本戦へ…。何か1つずつ、道が見えてきたような気持ちです。

当面の最終目標は総体のシングルスで本戦アップを目指すこと。そこへの道のりは、今の伯太選手陣であれば遠いようで近いと思っています。

明日からは合宿が始まります!!


                      干場・山田 おめでとう!!

2014年6月22日日曜日

大会延期

楽しみにしていた4学区ダブルス男子本戦ですが、残念ながら雨天延期となりました。
次回は7月の13日(日)です。
テスト期間でリフレッシュしながら、少しでも良い結果を出せるように与えられた練習期間を大事にしていきたいと思っています。

女子は21日(土)、久しぶりに取石中にお世話になりました。
テスト期間ですが、今回は特にテニスを優先した山田・菅野・満田が1日練習試合に参加しました。試合を見ると3人共、まだまだ伸ばせることがあるなぁと実感できます。この3年間でどれだけ彼女たちを伸ばし、格上をどれだけ倒せるようにしていけるかを考えると、楽しくて仕方ありません。

しんどいことを要求することが多いですが、それが男子の三田村・下内のようにどこかで少しずつでも結果として出てくれることを期待して、明日からまた頑張っていきましょう!!

2014年6月15日日曜日

4学区ダブルス結果

女子ダブルス

残念ながら、本戦出場者はいませんでした。まだまだ形としてはダブルスできていないところ、意思疎通の薄さや単純な技術不足で全員負けました。

女子テニス部はまだ新チームとはいえ、十分試合で通用するだけの力を持ち始めています。しかし、まだチームとして行動の規範などが定まっておらず、まだまだやるべきことがテニス以外の面で存在します。

先日、取石中との練習においてそれが表面化したことで、女子チームはその行動を改める機会を得ることができました。今後自分たちが強くなりたいという気持ちが本当に強くあるならば、今後の行動にすべてあらわれることでしょう。女子チームが強い部活は男子も強くなります。期待しています。


男子ダブルス

ついに、ついに、三田村・下内ペアが本戦出場を決めてくれました。昨年度から男子本戦出場を目指してさまざまな大会で決勝進出もままならない中で、彼らが努力し続けてきた結果だったと思います。私以上に彼らは心が折れそうなことがたくさんあったと思います。よく耐えて最後までやりきってくれました。
準決勝、体大浪商戦がもっともしんどい試合でした。スコア7-5という部分にもそれはあらわれていますが、浪商の選手はきっちりとフォームを作って上手なテニスをしてきます。基礎技術は彼らのほうが上回っている部分がたくさんあったと思いますが、気迫こもったラリーで制してくれました。

また、吉本・干場ペアが決勝まで進出しました。最後の試合は完全に技術負けでした。彼らには教えることがまだまだあります。夏には勝てるようにしたい。
しかし、実は伯太男子としては初めてダブルスで決勝まで、しかも2組進出したのです。

まだ指導を始めて1年ですが、本人たちはもちろん、私にとっても長いトンネルでした。1つが本戦にいくのにこれだけ大変なのかと改めて、久々に感じさせられていました。

今日、彼らは本戦に出場しましたが、これはスタートラインです。これから伯太テニス部が本戦にいって当然という空気の先駆けになるのです。今日はとにかく、良いことのみに目をむけて、また明日から頑張れるようにしていこう!

来週22日、三国ヶ丘高校にて本戦が行われます。



 

2014年5月28日水曜日

堺市種目別団体戦 男子A 男子B 女子A

5月25日(日)

それぞれの会場にわかれて、堺市種目別団体戦が行われました。
この日は男子Aが伯太会場、男子Bが泉鳥取会場、女子Aが金岡公園での試合でした。
今年はそれぞれの会場に1人ずつ、伯太会場では2人、顧問が引率できるという恵まれた体制の中で試合に臨ませることができました。

女子会場に私(宮原)が引率したため、他会場のことはそれぞれ引率した顧問からの報告を聞いただけですが、各自素晴らしい試合ができたようです。

今回、私が1年間を共にした男子Aではなく女子の引率にまわったのは、
①女子はチームとして1年生しかいない状態で、まだまだ未熟な体制であること。
②1勝でもしておくことに意義があること。
③男子2、3年(下内・三田村・吉本)への信頼が厚いこと。
④2人、信頼できる顧問が会場に残ってくれること。
の4点が理由でした。
男子Aにも1年生をメンバー入りさせていたので見たかったですし、なにより2,3年の成長を見たい気持ちが本当に強かったのですが、それ以上に、彼ら(顧問も含めて)に任せて大丈夫だという信頼感のほうが大きかったので女子のチーム力を向上させることを優先しました。

まずは女子会場の様子から。
1回戦は三国ヶ丘Bチーム。オーダーは、ダブルス:森野・黒岩 シングルス1:山田 シングルス2:満田 です。
山田以外は今回が初めての団体戦、さらに初めての対外試合ということになります。相手は全員2年生、厳しい試合が予想されました。当日はありがたいことに1面進行で助かりました。まずはダブルス、2人は初心者の中でもメキメキ上達を見せた2人、そして副キャプテンペアです。しかし、案の定、緊張で最初はほぼ動けませんでした。何とか元気を出しながらも最後は負けてしまいました。負けた後、悔しい気持ちがあふれて涙を見せていましたが、この日は団体戦。すぐに涙をぬぐって応援に入ってもらいました。
シングルス1の山田は結果的に6-1で勝利。この日の山田は、初の「キャプテンとしての」団体戦ということ、黒岩・森野の必死のプレーを見たこと、が響いたのでしょうか。本当に良い試合をしました。普段は指導にまわることが多い彼女ですが、キャプテンとして、シングルス1の選手として、堂々とした戦いを見せてくれました。(思わず写真を撮るのを忘れてしまっていました・・・。)
1勝1敗でまわってきたシングルス2満田。彼女も軟式上がりとはいえ硬式は初心者。しかし部内では一番上達が早い選手です。彼女のフォアハンドはくせがなく、質の高いものです。そんな彼女も初めての試合ですので、もちろん緊張はしていました。顔もかたい感じで、相手は粘るタイプの選手ということもあり、ミスが重なりました。ただ満田の凄かったところは、フォアハンドをきっちり振り切っていたところです。初の試合で、しかも自分に勝敗がかかっている試合で振り切ることは容易ではないはずです。結果、競って競ってなんと6-4で勝ってしまいました。シングルス1の山田はボールパーソンをしてくれていたのですが、終わったあと驚きと嬉しさで泣いていました。
ともあれ、これが伯太史上初の女子団体戦勝利になりました。良かったのは、相手の三国Bの選手たちが、非常に礼儀正しかったこと。試合をしていて、一切嫌な面が見えませんでしたし、応援も本当に気持ちの良い応援のみしていました。勝利を目指す種目ですから、相手の嫌がるところを突く部分が強調されがちですし、私もそれに偏ってしまいがちですが、今日改めて「フェアプレー」の気持ちよさを三国の選手たちから教えられたような気がします。それを見せてくれたことへの感謝で三国の選手たちには顧問として頭が下がる思いです。ありがとうございました。

2回戦は泉陽Bチーム。オーダーは1回戦と同じです。
ダブルスは先ほどと違い、ラリーをしながら相手のミスを待って2-2までいくことができました。ここで3-2にもっていけそうだったのですが、経験の差でしょうか、2-3にされてしまいそのまま押し切られました。またまた大泣きしていましたが、次のシングルス1山田がそれをすぐに止めてくれるような試合をしてくれました。相手の選手はきっちり振り切って攻めてくる、自信を持った良い選手でした。山田がどういう試合をするのか楽しみにしていましたが、この試合は今まで見た中で最も良い試合でした。相手を揺さぶって、ボールを引き付けて、無理なくコースを選択してエースをとる。相手がつなげてきても、コートを立体的に使って最後は決める。文句のつけようのない試合をしてくれました。そしてまた1勝1敗でシングルス2の満田。相手はジュニアで少しやっていた選手。やはりこれも経験の差で押し切られました。相手は打つのを恐がってスライスばかり打っていたのですが、その対処方法を知らなかった満田は簡単にミスを連発しました。途中で取り方のコツを掴んでラリーに持ち込みましたが、時すでに遅し。伯太女子Aの団体はここで敗れました。

しかし、正直に私自身ここまでの試合が現時点でできるというような考えは少なかったので、負けたことへの悔やみよりも、これからの彼女たちの成長に対する楽しみのほうが大きくなった1日でした。



ベンチをしながら、ずっと気になっていたのが男子。男子Aが勝ったという情報、男子Bが競っているという情報、頑張ってる様子がどんどん入ってきていました。

男子Bは1回戦泉鳥取Aと。ダブルスの山下・稲谷は6-4で勝ち。互いの声掛けがきっちりできていたようです。シングルス1寺田は1-6ですが、ラリーが続く中で最後にとりきれなかったようです。シングルス2の畑は5-3リードからの5-7。悔やまれたことでしょう。とりきるむずかしさを男子Bは学んだはずです。しかし1年のこの時期で、ここまでの試合ができた彼らを今回は褒めておきたいと思っています。

一方、男子Aは1回戦、2回戦と順調に突破していました。ここ数か月で急激に成長している2,3年の3人と、1年で唯一メンバー入りした干場が機能していたということです。特にシングルス1に入った2年の吉本はアグレッシブに攻めるテニスで1,2回戦ともに1ゲーム以内に抑えたようです。シングルス2に安定の下内が入っているから安心してテニスができるということもあるかもしれません。真面目で実直な3年の存在は大きいですね。
残念ながら3回戦で負け、会場勝ち上がりはできませんでしたが、今回の団体戦はすべて通過点です。夏の総体個人戦、そして一番は公立団体戦と秋の団体で上位進出が目標。すべては公立近畿と秋季ベスト16の足かけにすぎません。

顧問も心を鬼にする部分を持ちながら、彼ら、彼女らを見守っていこうと思います!!
来週は女子Bチームが金岡公園で試合です。








2014年5月12日月曜日

春季団体戦男女報告(2)

5月4日 女子団体戦

4日は前日の男子を経ての女子団体戦。本校会場で男子ができれば女子も応援にできたのですが、残念ながら他会場であったので叶わず。
女子は、兵頭が8pt持っていたのが幸いして、第2シードをもらっての会場校。シードなので一回戦はなく、準決勝は昨年まで大阪でも8シードの1つに入っていた摂津高校。決勝は第1シードの浪速が上がってくるだろうというつもりで戦いにのぞみました。

準決勝、vs摂津高校。
オーダーはダブルス:菅野・小久保、シングルス1:兵頭、シングルス2:山田。
試合は1面進行から、空き次第2面進行という形で行われました。実はダブルスでメンバー入りしている2人は、団体申込み締切の前日に入部してくれた2人。シングルス2の山田も1年。応援メンバーも5人全員が1年。つまり、3年の兵頭以外全員が1年生。それでも本気で本戦にいくつもりで戦いました。

ダブルスの2人はテニス初心者。ルールもなんとか覚えて臨んだ試合。当然、引退戦として出てきている摂津高校のダブルスにコテンパンにやられてしまいました。私は、隣のコートで行われていたシングルス1のベンチにつきっきりで、ダブルスには1度も顔を出せず。試合前に「とにかく経験を積んでおいで」と言って送り出したダブルスでしたが、初試合を苦い経験にさせてしまったかもしれません。2年後、自分たちが3年生になった時に、1年生で初心者でこの団体戦に出たことを改めてすごいことだと実感してくれればと思っています。2人が入ってくれてなかったら、団体にも出れませんでした。特に1年間団体に出たくても出れなかった顧問団と兵頭は、この2人に感謝の気持ちで一杯でした。

その兵頭のシングルス1。1年間、色々な学校に、さまざまな人たちにたくさんお世話になりながら1人でやってきたものを全て出し切るための試合。しかし、結果は0-6で敗退。ダブルスが同じ頃に終わったのでこの時点で伯太の負けが確定してしまいました。兵頭のシングルス、滑り出しから自分で気合を声に出し、また後ろからも今までで初めての「声援」を受けながら、良いストロークを打っていました。ポイントをとってとられて、相手もアウェーで浮足立っていた様子だったのですが3ゲームを連取されました。きっちりフォアを振ってきており、ポイントは持っていなくても、去年のベスト8入りを果たした摂津の先輩たちを見ていたシングルス1であることを感じさせられました。0-3からの展開で苦しくなった兵頭ですが、ベンチから見ていても明らかに相手がイラついている様子。負けていましたが、敢えて「打っていく」ように指示しました。しかしポイントが決まっても、その次で自らミス。繰り返して長いデュースをとられ、また次のゲームも同じような展開でとられ、気づけば0-5。最後のゲームは相手も落ち着いていました。さすがにここからの挽回はきかず、無念の敗退。これで兵頭の引退は確定しまいました。

シングルス1、ダブルス1が終わり、最後はシングルス2の山田の試合。負けは確定していましたが、0-3で負けるか1-2で負けるかには大きな違いがあります。本人も応援もそのつもりで、試合にのぞみました。山田の中学校時代の恩師からも「山田は仕事しますよ!」と太鼓判を押されていただけあり、摂津の3年生相手に一気に5-1リードまでいきました。肩を痛めていたためにサーブは直前まで打たせず、また痛める原因となっていたフォームの改良に取り組んでいたこともあって、中々ファーストは入らなかったものの、セカンドアンダーサーブからラリーに持ち込み、我慢して決める展開を繰り返すことができていました。しかし、ここから摂津の3年生も意地をみせます。3年生、引退試合、前の2つが勝っている。これらに突き動かされたかのように、どんなボールを山田が打っても拾う拾う。ベースラインから山田が打てども打てどもかえってくるボール。本当に相手は良く走っていました。山田にはこのような試合展開を崩す「戦略」が求められていました。本当に、この試合でこの戦略を考える必要性を持たされたのは、彼女にとって大きな経験でした。追い上げられるプレッシャー、負けたくない意地、そしてプライドもあるでしょう。それを全て受け入れたうえで相手に立ち向かうことは、今後チームの中心となる山田に欠かせないものです。5-4まで粘られましたが、彼女は最後のゲームで見事期待に応えてくれました。4月に練習したアングルショットを駆使し、ベースラインで粘る相手を上下、左右に振り回して、最後は彼女の得意なショットで決める。6-4でなんとか逃げ切り、勝利をもぎとりました。終わった後、勝ったのに泣いていた山田は立派だったと思います。あの緊張感ある場面で、しかもチームとしては負けが確定している場面で、相手は摂津の3年生。良く勝ち切ってくれました。


結果として、1-2で伯太高校女子の初春季団体戦は敗退しました。
兵頭はこの試合で引退。伯太の試合が終わった時点で集合をかけ、最後の挨拶をしてもらいました。初心者で出たダブルスの小久保は泣いて言葉にならず、菅野は何を言って良いのかわからず、山田は自分の思いをきっちり言葉にしていました。兵頭は1年間の思いが出たのでしょうか、これも泣いて言葉にならず。なんとか言った言葉は「1年間1人で」「団体戦に出たくても出れず」「最後に出れて良かった」「でも1年分出すことができずに悔しい」。7月までは1つ上の玉置という先輩と2人でしたが、8月からは本当に1人でやってきました。練習試合も組めず、どこかの練習試合に混ぜていただいたり、練習に混ぜていただいたり・・・。本当に色々な学校、先生方、選手の皆さんにお世話になったと思います。どこに行っても「1人でよくやってる」と褒めていただき、しかしそれに甘えて欲しくなくて厳しい態度で接してきました。どちらかというと褒めることより叱ることのほうが多かったでしょう。実は、私は三瀬・下内と同じ約束を彼女にもしていました。団体で本戦に連れていくというものです。昨年の夏、いきなり総体の個人戦で本戦に出場したことにはおどろきました。8ptを獲得したことが逆にプレッシャーとなってしまったことは否めません。しかし、どれだけ負けていても最後は連れていってやろうと本気で考えていましたが、最後も負けてしまいました。最後に悔しいと言わせてしまったことは本当につらかった。なんとか連れていってやりたかったのですが、これも団体戦の厳しさであり、だからこそ乗り越えて本戦にいけるようになった時には喜びも大きなものです。1年生たちには本当に、最後の最後で兵頭は良い「先輩」の姿を見せることができたと思います。本戦に思いを残して、しかし最後に団体を必死に戦うことができた兵頭は引退しました。

三瀬、兵頭、お疲れ様でした。下内がただ1人、彼らの思いを持ちながら8月の3年生総体まで頑張ります。女子も山田がキャプテン、副キャプテンには黒岩、森野の2名が就任しました。1年生のみのチームですが、良いチームになるでしょう。男女で支えあってがんばりましょう!!

                    小久保・菅野ペア。よくがんばりました。
 

 

兵頭のラストゲーム。この場面も最初で最後です。
 
大応援団。心強いですね。

山田の強烈なバックハンドの瞬間。よく勝った。
 
女子も増えました。兵頭は抜けますが、ここからが本番。がんばろう!





5/3,5/4 春季団体戦男女報告(1)

5/3,5/4は春季団体戦が行われました。
結果的には男女ともに予選敗退。やはり本戦の道は簡単ではありませんでした。


5月3日 男子団体戦

この日、男子の会場は関西大学第一高等学校。人工芝3面を備えた素晴らしい設備がある中で迎えた、団体戦。伯太は1回戦が岸和田産業、準決勝が長尾、そして決勝が関一というドロー。

まずは1回戦、vs岸和田産業。
オーダーはダブルス:三田村・吉本 シングルス1:下内 シングルス2:三瀬
1面進行でスタートしたこの試合、1年6人が前日までに練習した大きな声援を送ります。まずはダブルス。2年生のキャプテン・副キャプテンが活躍しました。三田村が、左利きを活かすために1年間必死に取り組んできたサーブとフォアで相手を崩し、吉本がボレー。吉本は得意のスピンがよくかかったフォアストロークで相手を崩し、ミスを誘いました。あれよあれよという間に6-2。昨年の団体戦に出れなかった2人が、まずは先行してくれました。

同時に入ったシングルス1、下内。彼は黙々と練習を続け、キャプテンとして、人間としてすごく成長した人物。しかし、実は手首を痛めていた彼、途中から相当の痛みにおそわれてしまい、2-4ダウンまで追い詰められました。その頃、横ではシングルス2の三瀬が入り、試合をしていました。三瀬は得意の形に持ち込んで勝負にいくものの、いまいち乗り切れていない様子でした。ここから下内が粘りを見せ、手首が痛いながらもデュースを繰り返す接戦を繰り広げ、3-6で負けたものの隣で試合をしている三瀬への大きな精神的サポートをしてくれました。
苦しかった三瀬も、なんとか逃げ切って勝利。この時点で伯太としては初めて春季団体戦での勝利をつかみました!

2回戦はvs長尾
オーダーはダブルス:三田村・下内 シングルス1:吉本 シングルス2:三瀬
相手は16ptを持っているシングルス1を中心にした第2シード。こちらは下内が手首を痛めていたこともあり、ここ最近シングルスで目覚ましい成長を遂げている吉本をシングルス1に抜擢しました。
このオーダーがどんぴしゃり!はまりました。
ダブルスは、三田村が引き続いて良い働きをしていました。彼が崩れかけたとき、必ず流れをこちらにとどめてくれたのが下内。安定したフォアと、拡がった視野をいかして、ブレークポイントを握られたとき、デュースをとりきれない時にストレート打ちを行なうなど、半年前の彼にはみられなかった「頼れる先輩」となった下内がやってくれました。結果、6-1でダブルスは快勝。

一方、横にはシングルス1吉本が途中から入りました。この日の吉本がまたよかった。本戦選手相手に一歩も引かず、むしろ最初のゲームからフォアでガンガン攻めて、相手のリズムを崩していました。気づけば2-1リードでチェンジコート。その後もお互い譲らず3-3。しかし、ここからは経験の差でした。吉本はいつの間にか「対等」な目線でゲームをすすめ、途中からイライラするような感情がでてきていました。また相手もつなぎ始め、体力の回復をはかる。そのままずるずるとミスを連発して3-6で負けました。しかし、彼の才能を存分に見ることができた試合だったと思います。」

シングルス2三瀬。彼は団体が負けたら引退すると前日に言っていた3年生。一番大切な、一番の晴れ舞台でした。しかし、ここで相手は三瀬がもっとも苦手としていた「当てて返してくるだけの」プレーヤー。当初は良い流れでいっていたものの、段々とラリーのペースが相手のものになって、気づけば2-5。なんとか挽回させたかったのですが、残念ながら初めについたリードは大きく、夢破れてしまいました。


結果としては準決勝負け。しかし、去年のこの時期を考えれば、選手たちは「上」がいない中で必死に努力して1年間で大きく成長し、1年生たちがそれを見て必死に応援する。やっと、やっと彼らに経験させてやりたかった「本当の団体戦」ができた気がします。
残念ながら、三瀬と下内に約束した「1年後の団体本戦」は叶えてやることができませんでした。
正直、悩むことも多かった1年。もっと効率よくできたこともあったと思います。私自身の監督指導力不足。三瀬には結局本戦を見せてやれなかったことが本当に大きな悔いです。三瀬自身は終わったあと、終わりの挨拶の前までずっと泣いていました。

試合終了後、広場で男子集合。選手4人、1年6人の10人。顧問はこの日3人が引率していました。
選手たちから一言ずつの挨拶をさせました。まずはキャプテンの三田村が挨拶をしながら涙を流し、吉本は涙ながらの挨拶、そして下内・三瀬と続きました。この日下内の成長を強く感じたのが、この挨拶。2,3年生にむけてのコメントを終えたあと、1年生たちに下内は話をしてくれました。内容を簡単に書くと、①1年前の自分たち ②努力の大切さ ③成長の実感 ④1年生たちへの感謝
⑤団体戦に応援があることへの感謝と喜び などなど・・・。本当、この日は100点満点の挨拶でした。「あぁ、彼にキャプテンを任せて良かった」とこの時、初めて感じました。

もちろん、当たり前なことかもしれませんが、彼らは成長しています。毎年この春季団体戦は1年間の成長の集大成を見ることができます。だからこそ、私はこの大会が好きですし、選手たちにその経験をしてほしかった。負けたけども、良い団体戦でした。

本当に、本当に、来年こそは春季で本戦にいこう。

力強い応援団でした。

三田村、吉本。

三田村、下内。

吉本。よく戦いぬいた。

三瀬。最後のゲーム。

良い顔していますね。全員、本戦に連れていってやりたい。がんばろう!
 

2014年4月29日火曜日

4月26日合同練習、27日練習、29日練習試合中止

4月26日

月に1度の取石中との練習試合。今日は泉陽高校女子も迎えました。伯太の新1年生にとっては初めての合同練習、そして練習試合でした。
取石中は来る南大阪にむけて気力十分。新しい副顧問の先生が加わって本当に良い空気でした。

この日は、午前に練習、午後に練習試合をしました。まず良かったことは、新1年生たちが初めて体験した団体戦練習試合の相手が取石中であったこと。新1年生は午前のみ参加にしていたのですが、男子はほぼ全員、女子は全員が残って応援・見学したいと言って午後も参加しました。そして彼ら、彼女らが目にしたのは取石中の応援。声の出し方、応援の仕方、本当に参考になることばかりでした。つられて伯太生たちが応援に積極的になれたのは、大きな収穫でした。

練習は少し人数が多くてこなしきれていなかったかなという印象。私自身が少人数に知らず知らず慣れてしまい、効率よく練習させてあげれなかったことが悔しい。2,3年生たちには新1年生が入って常に「油断せずに」と叱咤していましたが、私も同じようなものでした・・・。次はもっと良い練習をさせてあげたいと思います。
泉陽の子たちも気持ちよい選手ばかりで、プレーに関しても大いに伯太生の参考になったことでしょう!


27日

この日は久々の学校休日練習。1年生たちは相変わらず出席率100%。早くうまくしてあげたいですね!
12時以降は自由参加でしたが、ここでも残る者は多数いました。女子の中では1人、試合を観戦しながらルールをしっかり覚えることができたものもいました。

29日

男女とも非常に楽しそうな練習試合を組んでいたのですが、残念ながら雨で中止。


ここ最近、レギュラーの団体戦向け練習が満足にできていません。どうしても熱心な新入生たちに私たち顧問も、レギュラーたちも「指導」にまわってしまいます。来年はもっと良い体制になるのかもしれませんし、実際に私もそう思うことが多いのですが、現3年にとっては最後の晴れ舞台。もう少し考えなければなかったのかもしれません。残された日にちの使い方を考えていこうと思います。
5月3日、4日、男女とも本戦を目指して!!


2014年4月20日日曜日

4月10日~4月20日(試打会)まで 

春季個人戦が終わり、伯太の選手たちは団体戦へ気持ちを切り替えると同時に、新入生の勧誘という大きな仕事に取り組んでいました。

4月9日にはクラブ紹介で、新しく顧問として加わってくれた飯森先生が中心となって動画を作成してくれました。キャプテン・副キャプテンとして三田村、吉本も初めて前に立って1年生にむけてのメッセージを発信しました。緊張してうまく喋れなかったようですが、立派に役目を果たしてくれたと思います。

迎えた10日のクラブ体験。なんと昨年体験には男子10名程度だったのが、男子女子合わせて16名も来てくれました。しかもほとんどの生徒が興味をもって・・・。当日は顧問が4人ついて、2・3年生とともに練習をみました。

そしてそして!その後の地道な勧誘活動と、今年度入学した生徒たちの「部活をしたい」という素晴らしい心意気が相まって、テニス部に男子6名、女子8名の計14名が入部してくれました!!
本当に嬉しい。2,3年生とあわせると計20名。一気に大所帯となったテニス部、嬉しい気持ちとこれから何とかして彼ら、彼女らにテニスの楽しさと勝ちの楽しさを味あわせてやらなければならないという責任の重さが、私たち顧問団に大きくのしかかってきています!(すごく嬉しい「重さ」です。)

早速、新しい部員も加えて20日の今日、ラケットプラザから2名お招きして試打会を行なっていただきました。2,3年生も新しいラケットに興味津々だったようです。うれしいことに、ラケットプラザのHさんが男子初心者、女子初心者、経験者の3回にわけて1時間程度ずつのレッスンを行なってくださり、私たち顧問団も勉強させていただく機会を設けていただきました。生徒たちは今までの学校据え置きラケットとは違ったNewモデルのラケットを使って、その感触に驚くとともに改めてテニスを楽しんでくれているようでした。

礼儀面などはこれからきっちりと指導していかなければなりませんが、とにかく伯太テニス部は大きな一歩を踏み出したと感じています。まずは5月の団体戦。必ず本戦にいかせることができるように最大の努力をしていきます!

《団体戦》
伯太男子:5月3日 会場:関西大学第一高等学校 初戦:岸和田産業 SF:長尾 F:関一・淀工・日根野の勝者
伯太女子:5月4日 会場:伯太高校 初戦:摂津 F:浪速・大商大・学芸中等の勝者

応援よろしくお願いします!!



2014年4月6日日曜日

4月1日から4月5日 春季総体個人、女子合同練習試合

4月1日から3日にかけて、春季総体個人戦の予選が行われました。
男子は全員本校会場、女子の兵頭は別会場で試合でした。新三年生にとっては最後の大きな個人戦。特に大切な大会であることを説き続けてきて、彼らもやっと「本戦」の凄さがわかってきて迎える予選。

結果としては本戦いきは0でした。やはり壁は高かった。ひそかに抱き続けた「1年以内に本戦出場者2人」という目標は達成できませんでした。しかし、成長もたくさん見えました。
男子は三瀬がスプリング大会で決勝に進出してから大きく飛躍しました。今回は準決勝で敗北しましたが、競って競って、残念ながらあと一歩というところでした。その相手も決勝で1シードに負けたものの、惜しい試合をしていたことを考えると、彼は本当に本戦に近いところにいたといえるでしょう。新2年生も2人とも1Rを突破しました。2Rはやはり詰めの甘さで敗北。しかし、三瀬や下内ら新3年生は去年の4月、もっともっと低い位置からスタートしました。新2年の三田村、吉本がここから夏に向けてどのように飛躍していくのか、私にも想像がつきません!残念だったのは下内。ショットが一番安定しているはずの彼が負けるのは、やはり戦略と瞬時の判断。団体戦では彼で絶対1本とらせてやりたい。
女子は兵頭が1シードに入りながらも、またしても1R敗退。私が見ていないとだめなのだろうか・・・。男女両方を同時に押し上げていくことのむずかしさと、兵頭への教育の甘さと、彼女自身の甘えと、すべての詰めの甘さが結局このような形であらわれてしまったのだと思います。なんとかメンバーをそろえて春季団体に出たい・・・。そこで無念を晴らすことができれば良いのですが・・・。


4日は体育館でトレーニングを行ないました。伯太はステップ練習に重点を置いています。今年1年はさらなるトレーニング強化を行なっていこうと思ってます。
新しく顧問団に飯森先生が加わってくださり、ステップ練習に新しい風をいれてくれました。顧問4名(体育科1名、テニス専門3名!)という充実した体制でさらなる飛躍を目指していきます!!!


 


今日、5日は泉北アクアにて女子が合同練習試合に参加させていただきました。
本当にいつもお誘いをいただき、感謝感謝の念しかありません。伯太からは兵頭に加え、新1年生の山田が参加させていただきました。
兵頭6-2平山(?)
兵頭6-4岡田(?)
兵頭1-3長谷川(?)
兵頭1-6吉村(?)
兵頭2-6那須(阿倍野)
兵頭0-6大田(?)
兵頭0-6中野(?)
吉田(桃山)山田(伯太)6-0金本山田(堺東)
吉田(桃山)山田(伯太)6-2奥田上阪(泉北)
吉田(桃山)山田(伯太)6-1福島安田(藤井寺)



そして、4月1日から伯太男子テニス部はキャプテンがかわりました。
1年間頑張って自分自身も、テニス部も成長させてくれた下内から、三田村へとそのバトンは渡されました。去年とは違って「前に役目をこなしていた人がいる」ことを活かし、今年テニス部が大阪中に名を轟かせることができるように頑張ってほしい!!同時にサポートとして副キャプテンを務めた三瀬から、吉本へとその役目が継承されました。今年度もまた楽しみな1年となりそうです。
明日は桃山学院の男子と合同練習を行ないます。

2014年3月4日火曜日

練習開始 卒業式

3月4日、5日

やっと学年末考査が終わり、練習が始まりました。
考査期間中には前期入試の発表がありました。テニスを一緒にしていこうとする人はどれ程いるでしょうか、楽しみですね!

もう一つ、考査期間中にあったことが「にがり」撒きです。各校苦労してにがりを確保する中、本校は恵まれておりトラックで一気に撒いていただけました。
将来テニスコートになるであろう多目的グラウンドにもまいてもらいました。素直に嬉しい!
事前に、夏から活躍してくれていたテントを片付け、ネットもすべて外して、ネット下の土をきれいに削りました。またまたコートのコンディションが上がり、練習に向けて良い環境が整いました。



 そして3月4日の今日、私にとっては伯太に赴任して初の、また生まれ変わったテニス部としても初めて迎える卒業式が行われました。

 
 卒業生は玉置 春香。唯一この学年で頑張りとおした女子です。やる気はあっても1人ではどうして良いか分からず、もがき苦しみながらも続けて、その彼女が3年になった春に私は出会いました。私が赴任して「テニス部」という存在から作りなおさなくてもよかったのは彼女のおかげですし、最初は草だらけであったコートを、率先して草抜きしてきれいにしていったのも彼女でした。
 もちろん、抜けていることは多々ありましたし、厳しくそれに対する指導も繰り返しました。どこまでそれを理解したのかもすぐに分かることではないですが、ただ、まだまだ頼りなかった現2年生と不安が多くあった現1年生を引っ張ってくれたのは彼女であったといえます。

 まだまだ教えたいことは山のようにあったのですが、如何せん時間が短か過ぎました。このまま送り出すことはもの凄く不安なのですが、それを黙って見送ってやるのも教員として、顧問として必要なのかと思います。(無論、卒業しても生徒ですので指導はするつもりですが!)すこしの間だったけれども、その間に表彰状も獲得できた。彼女の人生の中でテニス部の経験が大きく貢献してくれることがあれば嬉しい限りなのですが。とにもかくにも、卒業しました。

 お世話になった他校の諸先生方には、彼女にかわって御礼申し上げます。ありがとうございました。

 後輩たちは何を思ったでしょうか。彼らには終わってから話をしましたが、自分たちが送られるときの様子がそれまでの努力をあらわすと思います。精一杯、最大限の努力をして、後輩たちから惜しまれながらも、笑って送り出してもらえるような選手になってほしいと思います。


 

 もう3月。4月には総体個人、5月には団体。じきに2年生も引退です。必ず、団体で本戦に!!

みんな、寂しそうでした。^^;







2014年2月11日火曜日

布施高、交野高、取石中 男子合同練習試合

2月11日(火)

今日は布施高校にお願いして、男子の練習試合に参加させていただきました。
交野高校との練習試合を組んでいたところに、取石中との合同で参加。あとから無理を言って参加させてもらい、本当に感謝の念でいっぱいです。伯太はいつも色々な先生方にお世話になっています、男子選手たちも段々とそのことがわかってきているようです。

各選手、それぞれ良い結果を残してくれました。勿論、技術的にまだまだ足りない部分も多いですが、特に1年生ダブルスが活躍してくれた気がします。試合らしい試合で始めて5-2リードからの展開を経験できたのではないでしょうか。1度は5-2から追い上げられながら6-4、2度目はひっくり返されてしまい5-7。5-2から6-2で締めるむずかしさを体感できたと思います。
シングルスでは三瀬が良い試合をしてくれました。最近技術的に非常に成長した彼は、丁寧なテニスを目指して実現してくれました。しかし6-1で勝った次の試合、番手が下の相手に1-6で負け。弱気と丁寧の違いがわかるためには、本当に今日の試合が役に立ったことでしょう。

合同チームで伯太と共に行動した取石中は皆本当によく頑張っていました。高校生に勝つという意識を強く持ち、常に勝気に、1つでも多く吸収して帰ろうという心がよくでていました。伯太生にも他校の生徒にもすごく刺激になっていましたね。勝ち数もすごく多かった。高校生相手に本当に立派な結果と内容でした。

今日は良い成長へのステップとなった練習試合でした。布施、交野、取石の皆さん、ありがとうございました!

2014年1月27日月曜日

4学区団体戦1R(男子)

(男子)

1月26日(日)

4学区団体戦の1回戦が伯太にて行われました。相手は三国丘Fチーム。結果としては2-1で勝利!!番手的にはチーム内で下位の選手たちでしょうが、しっかりとストロークをしてくる選手たちでした。

雨の影響もあり、整備に時間をとったこと、整備途中で雨が降り出したことが災いして11時半頃開始となりました。コートが完璧な状態で両校の選手たちに試合をさせてあげれなかったことが残念でしたが・・・

雨の影響で1面進行になり、ダブルスからスタート。
この日は下内・三田村でいきました。
下内のラリー力、三田村のサーブ力、そして要所要所でスタンダードにいく形。教えていたことが初めてきっちりとできた試合だったとおもいます。スコアは6-2。5-2から勝ちビビりせず、三田村がサービスキープして終われたという点が素晴らしかった!

シングルス1は三瀬でした。
相手のミスが重なったこともあり、5-2まではリード。ダブルスに続いてきっちりキープで終わる、といきたかったのですが、残念ながらここから勝ちビビり。自分の焦り、個人の勝ちへのプレッシャー、団体戦の勝ちをきめる大仕事というプレッシャー。色々なものが緊張しやすい三瀬に初めてのしかかったような形でした。もしかすると、5-2というスコアでの慢心もあったかもしれません。スコアはあっという間に5-5までおいあげられました。
なんとかこの後、7-5で終えることができましたが、チーム全体で冷や冷やした展開でした。良い勉強をしたとおもいます。団体戦でしか味わえないプレッシャーですからね。

シングルス2は吉本。
前日まで(当日もでしたが)風邪をこじらせて、微熱が続いて学校を1週間弱休み、部活動にも参加していなかった彼は土曜日に試合への責任感と不安から、体調不良をおして練習にでてきていました。帰らせようとしても練習をしたがる彼をみて、その責任感の大きさと成長具合を垣間見ることができました。実はダブルスもシングルス1も、吉本の状態を考えてかなりのプレッシャーの中で戦っていたのですが、彼のためにという部分を強くもって、2-0の展開で団体としては勝ちをきめて吉本にまわすことができました。
試合は残念ながら2-6で敗退。相手もかなりミスが多く、吉本のラリー力を考えれば確実に勝てる相手だったとおもうのですが、思ったように体が動かなかったようです。
しかしこの日、彼を誉めてあげたいと思ったことは、自ら「しんどい」という言葉は(私がたずねるまで)発さず、試合後もそれを言い訳にするようなそぶりを見せなかったところでした。体調管理も選手のしごと。常々言っていることですが、この日の吉本はそれを体感したことでしょうし、なによりそれで悔しさが残っているとおもわれたことが良かったと思います。

つぎは鳳Aチーム。強敵ですが、勝ちます。がんばろう。

1月19日(日)大阪成蹊女子、高槻北、仁川学院合同練習試合

この日、高槻北高校のお誘いをいただき、成蹊女子高校でおこなわれた合同練習試合に参加させていただきました。

ダブルスは高槻北高校の選手と組んでもらいました。結果としては1勝2敗の練習試合でしたが、強豪校が集まっているだけあって、手本となる選手が多かったことが彼女にとっては財産になったと言えるでしょう。

非常

2014年1月18日土曜日

1月18日(土)女子合同練習 西、男子合同練習試合 都島工業・泉大津 

本日は、女子が午前から西高校へ、男子は伯太で合同練習試合でした。

西高校は近畿公立大会で優勝を成し遂げた強豪校。本当にいつもお世話になっています、ありがとうございます。高いレベルの女子とのラリー練習は、普段伯太男子としかラリーをしない兵頭にとってすごく良い成長材料になったとおもいます。西高校の選手たち、先生にはいつも感謝しています。

 
 
 
 男子は都島工業と泉大津にきていただき、合同練習試合をおこなっています。だいぶ以前よりは良くなっていますが、まだまだ・・・結果はのちほど!

1月12日(日)合同練習 取石中

この日は取石中学校にきていただき、一日合同練習をしました。
ラリーを中心に練習しているので、大人数できていただけることがさまざまな人と打つことにつながるので、伯太にとっては非常に良かったと思っています。

毎月、取石中の子供たちには何か1つでももって帰ってもらおうと提案していますが、すごいことは彼ら、彼女らがそれをしっかりとクリアーして新たな課題を求めてやってくること。
中学生がそれだけ明確に毎月1つずつクリアーしていくことは並大抵の努力ではないように思われます。本当にいつも感心しています。

やはりコートも目いっぱい使ってもらえるほうが嬉しいですね。普段は寂しげなコートが、活気で溢れるのは見ていて楽しいです。

2014年1月14日火曜日

男子練習試合vs泉北高校 1月11日(土)

泉北高校の一年生部員5人を招いて、練習試合を行ないました。
男子のここ最近の課題は、試合に勝てないこと。練習でのフォームの良さ、ステップなど全くいかせない。勝ち方がわからないにしても、練習の様子を見て入れば、予選決勝ぐらいはいけるの勝つことすらままならない。
ということで、この日は勝つことを特に意識してもらいました。
普段も意識はしているのでしょうが、中々それを試合でだせない。まずは勝つことを重ねないといけないと感じました。練習試合はしても普段以上に意識しないといままでどおりですからね・・・。

何事もここから!今日のところは、下内、三田村が勝ちを重ねたことと、吉本の攻撃センス、三瀬の試合への取り組み方が新しく見れたことが収穫でした。
なんとしても、彼らが先輩になるまでに、勝ちを重ねた自信ある姿にしてあげたいですね。

2014年1月10日金曜日

試合力を身に着ける

1月9日(木)

伯太男子は、いまだ全く試合における良い戦績を残せていません。
しかし、技術は着実に上がっているのです。
「試合力」として足りないものは、1つは以前にも書いた「勝つ気持ち」の大きさだと思われます。
もう1つが試合の中で基礎練習を活かす総合力です。

ここまでの期間、私は腰をまわすこと、軸足をきめることを中心に基礎練習を積み重ねてきました。しかし、どうしてもラリーに練習をとられすぎるのを嫌い、それを活かす練習をしていませんでした。(練習試合という形では行いますが…)

そこで思ったのがラリーの量を増やすこと。単純にそのような時期にきているのだろうなと思います。考えてみれば4月当初、現在の選手たちをどのように育てるかということに対して、自分の中では1年計画で試合に勝たせていこうとしていました。夏に兵頭が総体本戦にいったことでどこか焦りや欲が出てしまったのかもしれません。また、これだけ頑張ってる子たちがなぜ勝てないのか、と思う気持ちについても自分の中での「がんばっている」ハードルが低くなっていたのかもしれません。

このラリー練習月間を終えた時の選手が楽しみです。私の伯太での指導1年目がより良いものであったかどうか、選手の結果から見せてもらいたいとおもいます。


雑談ですが、今日は最後にコートの隅に生えていた根深い雑草をぬきました。抜くというより切る?根っこが掘っても掘っても続いていました。20㎝程度ほったところで大きな根っこは切れましたが、また生えるのだろうか…。草がすぐに生える良い土なんだとプラスにとらえるようにしています。雑草対策、何か良い手段があれば教えてほしい…。

2014年1月9日木曜日

始業式、体育館練習

1月7日 OFFにしました。


1月8日(水)

ついに3学期がスタートしました。今学期も勉学・部活の両立に励んでほしいとおもいます。
始業式では、校長先生がテニス部についてお話をしてくださいました。

5分程度の中で、テニス部が少人数でがんばっていること、そしてそれが「未来につながる」という話でした。テニス部の活動が未来につながる、本人たちにとってはそこまで大きなことは感じていないかもしれません。そして私もそれでよいと思っています。
本人たちは自分にできる最大の努力をする、それが結果として伯太の未来につながる。これからもそのような部活でありたいと考えています。なにより、全校生徒の前で褒めていただいたことが、彼らにとっては財産ではないでしょうか。


さて、練習ですが、コート練習は雨のためにできず体育館での練習になりました。
最近私が考えていたことは、いかに楽しく雨の日を過ごせるか。そしてそれがテニスの練習に密接しているにこしたことはありません。

ということで、この日は私も混ざってバドミントンをしました。バドミントンのラリーの速さ、上下の打点感覚、前後左右に配球する戦略性など、どれもテニスに結びつくものだと感じたからです。
実際にやってみると、サーブの苦手な2人は、やはりバドミントンでもスマッシュが打ちにくそう。逆にサーブ・スマッシュがしっかりしている2人はバドミントンでも活躍していました。

それにしてもバドミントンは激しい運動ですね。アップなどにもいいかもしれません。
明日はコート練習ができそうです。

2014年1月7日火曜日

新年初詣ランニング、4学区ダブルス

1月5日(日)

2014年硬式テニス部がスタートしました。年末年始しっかりと休んで、全員でスタート!したかったのですが、残念ながら女子部員の兵頭が体調不良で欠席。男子4人でのスタートとなりました。

まずは正月なまりしている体を動かすために、ソフトボール部と合同で近くの神社までランニングをしました。途中の坂がかなり急勾配で、新年の動き始めとしてはもってこいです。毎年の恒例行事になりそうですね。
神社でおみくじを引き、ソフトボール部・テニス部ともに大吉!テニス部は吉本がきっちりと大吉を引き当ててくれました。今年こそは本戦にいきたいですね。

その後、学校へ帰り初打ちでした。本当はゆっくりとしたスタートにしたかったのですが、4学区ダブルス大会が明日に迫っており、しっかりと練習せざるを得ませんでした。


今年はどんな年になるのでしょうか。男子4人、女子1人、1年間怪我なくしっかりとテニス・学問に励むことができれば良いですね。
                大吉!                   ソフト部が先導

 


                           きれいな景色です。



1月6日(月)

4学区ダブルスの日。男子の三瀬・吉本ペアが出場しました。
結果はまたしても初戦敗退。
今日彼らが学ぶべきであったことは、いくら相手よりフォームがきれいであろうが、テニスの戦術がうまかろうが勝てないということ。原因は勝ちたい執念。2人だけではなく部活全体として、まだまだ顧問の勝ちたい気持ちが上回っているようでは試合に勝てません。自主練の参加なども、この執念が強い者ほど活用しようとするでしょう。勝ちへの執念がプレーにあらわれるようにならなければ、せっかくの技術も無駄になってしまう。勝ちへの執念が人の見えないところでの努力にあらわれなければ、結局は上にはいけない。
現在、大阪ベスト8を本気で狙っているのは私だけだと感じられます。ただ選手が悪いのではないのです。勝ちの味をしっかりと味わっていない者が、そのような目標に現実感を抱くことができるわけがありません。指導者として、彼らに何が必要なのかもっと厳しく考える必要があるのでしょう。今年が勝負です。