2013年12月31日火曜日

2013年総括

4月から、大阪でベスト8を目指すチームとして新しく生まれ変わった伯太硬式テニス部。
早いもので、もうすぐ9か月が終わろうとしています。

当初は3年生女子1人、2年生男子2人、女子1人、1年生男子4人、女子1人で始まったテニス部。
現在は3年生が引退し、2年生男女3人、1年生男子2人の5人になりました。
正直な感想としては、よく選手たちは頑張ってくれたとおもいます。彼ら、彼女らには今まで経験したことがないぐらいの色々なことを求めました。

特に私がこだわって今年1年求めてきたのは「礼儀・態度」。新チーム1期生として、一番大切な部分ですし、将来テニス以外の面でも必要なことです。この点に関しては、本当に成長したとおもいます。まだまだ足りない点ももちろんありますが、それはこれからのこと。4月から比べたら本当に人間的に大きくなったのではないかと感じます。そして彼らの成長にもっとも貢献してくれたのは、近隣の中学生たちだと思っています。今まで自分に夢中で視野が狭かった彼らが、初めて「教える」側に回りました。まだまだ弱小で、練習になるかどうかもわからない段階からコンスタントに来校してくださる中学校のみなさんには感謝の念でいっぱいです。ありがとうございました。

もう1つ求めたことは結果。立ち上げたばかりで結果が伴うということは、まず難しい話であるのは十分にわかっていました。夏に兵頭が女子で1人目となる総体本戦出場を果たしたことは、それこそ奇跡的なことでした。しかしその後は、結果が全員中々伴わず、部員が1人、2人とかけていき苦しい時期でありました。唯一、男子が練習試合で勝ち越せるような兆しを見せ始めたのが良いことでした。なんとか全員でがんばって、2013年も終わろうとしています。

最後に、コート整備。これは伯太高校が大阪のどの学校にも負けていないといえる点ではないでしょうか。ほぼ毎日行われるローラーがけ。5名で3面、よくコート状況を保つことができているとおもいます。誰に見られても、使っていただても恥ずかしくない。このコートが彼らの本当の部分での支えとなっているような気がします。(もちろん私自身も)


来年は、どんな年になるのでしょうか。3月までの個人戦でとにかく結果を伴わせてあげたい。4月には新入生も入るでしょう。5月には一番メインの大きな大会、インターハイ団体予選があります、ここでの本戦出場が目標です。いろいろと楽しみですね。

2013年、伯太テニス部に関わっていただいた他校の先生方・選手たち、中学校の方々、そしていつも活動にご理解いただいている保護者の皆様。本当にありがとうございました。2014年もよろしくおねがいいたします!

田村杯

12月25日~27日

大阪3大ジュニア大会の1つである田村杯にいってきました。
25日はダブルス。
部員1名が退部したために、下内・三瀬の1組のみの参加となりました。
場所はMTP北村。初めてのジュニア大会でしたが、結果は惨敗。三瀬はかなり技術的な進歩がみられました。確実なファーストボレーの習得に最も近いといえます。一方で下内はまだまだボールとの距離感が甘い。部内で最も器用な男と、最も不器用な男とのペアなだけにそれぞれの足りない部分が非常に見えやすい。器用な三瀬は、きっちりとしたものを習得するためのコツコツとした努力が必要ですし、不器用な下内は習得すれば一気に伸びることを自分で理解し、そこまで耐えて努力し続けなければなりません。

26日、27日はシングルス。
残念ながら田村杯の壁は厚く、SF,Fまで進める者はいませんでした。
ただ1つ大きな収穫であったのは、部員の1人吉本が予選ブロック3Rで、ブロックシード1にエントリーされていた清教学園1番手と対戦できたことです。大阪ベスト4を争うチームの1番手と試合をする機会は中々ありませんが、これもジュニア大会の醍醐味です。何が通用して、何が足りないかが彼の中でもわかったことであろうとおもいます。

次のジュニア大会は春の大阪ジュニア。

2013年12月25日水曜日

12月24日 取石中と合同練習

今日はほぼ月一度来てくれている取石中との合同練習でした。
いつも成長した姿をみせてくれるので毎度楽しみにしています。

最初1時間ほどは選手主体で練習してもらい、その後は私も一緒になって、
ステップインの意識的な取り組み、ストレートの展開を練習しました。

いつも楽しそうにテニスをしてくれるので、こちらも嬉しくなってつい多くのことを言ってしまいます。後輩のいない本校の1年生が、お兄さんとして成長できているのは彼らを含め、中学生がいつもきてくれるおかげだと感じています。

明日、男子は田村杯。レベルの高いジュニア大会ですが、慣れていきましょう。
まずは一回戦突破。
女子は河南高校にお世話になります。

2013年12月24日火曜日

12月22日阪南シングルス女子、23日合同練習

12月22日(日)

ここ最近試合で勝てていなかった兵頭の試合。自分のテニスがどのようなものかずっと模索しながらのものでしたが、この日は2回戦勝利。いよいよと臨んだSF、私の前任校の教え子との対決でした。
兵頭の調子は結構よく、入念に取り組んでいたサーブフォーム、フォアのステップインにも改善がみられ、私としては本戦行きがあるかなぁ…と思っていたのですが…
やられました。これといって兵頭が悪かったわけではなく、むしろ相手がこれまでにないような集中力で試合をしていたような感じでした。指導者としては嬉しいような、悲しいような…(^^;
新旧教え子対決は、ひとまず兵頭の負けということになりました。いずれリベンジしましょう。

ただ、この阪南シングルスの試合では、もちろん反省点はありますが、成長した点が多く見えたような気がしました。


12月23日(月)

今日は堺東高校にお邪魔して、泉北高校、池田北高校と合同練習をしました。
私も一緒にコート内に入ってみていましたが、堺東高校の2年生が素晴らしい働きをしていました。誰がキャプテンになっても良い子たちです。兵頭には大人数の楽しさは味あわせてやることができませんが、次の代に備えて「先輩」というものをほかの学校から吸収してほしいですね。

ダブルスは泉北にお世話になったようです、いつもありがとう!

明日24日は終業式のあとに、取石中学校と合同練習です。
25、26は男子田村杯、女子金襴杯。しっかりがんばって年内最後の大会に備えましょう。

2013年12月22日日曜日

阪南シングルス初日(男子)

12月21日

冬の試合一発目、阪南シングルス男子が本校会場で行われました。
結論からいうと、2Rで敗戦。
1年生2人はシードの山本高校とあたってやぶれ、2年生は自分たちのシードを守り切れず・・・。

1年生の2人にとっては非常に良い試合経験をしたとおもいます。
というのも、山本高校の選手たちは気持ちよいフェアプレーで、1年生が参考にしてほしいよう
な立ち居振る舞いをして試合をしてくれていたからです。来年はシードになって、彼らのように
楽しくテニスをして勝っていってほしいですね。

一方2年生は、少し伸び悩み。もともと不器用なキャプテンは、サーブとバックでどうしても攻める
ことができません。コツコツと積み上げていくしかないでしょう。
同じく2年生のもう一人は、器用であるがゆえに余計なことが多い。洗練されたプレーをしていく
必要があります。


試合終了後は、ここ最近部員が欠けたこともあり、もう一度「テニスを楽しむ」という原点にかえるために、全くの自由な練習時間にしました。あるものはサーブの打ちっぱなし、あるものはラリー、あるものは形式・・・3面をフルに使って楽しめたとおもいます。

男子は明日から初の2連続OFF、女子の兵頭は阪南シングルスです。二日間コートをあけるためローラーをして、気合をいれて解散しました。目指せ本戦。

2013年12月20日金曜日

明日は…

ついに冬の大会1発目、阪南シングルスがスタートします。

夏からどれくらい伸びているのでしょうか、楽しみです。実績は出るのか、まだまだ
予選で負けてしまうのか、勝負はすべて明日です。

前日の今日まで雨が続きましたが、体育館を利用してラケット・ボールに触れる期間は
作ることができました。あとは挑むだけ、がんばろう!



別の話になりますが、9月で部活を辞めてしまったT君に続いて、O君が部活を去ることに
なりました。部活をしんどいながらも続けた先にある「見えないもの」と、部活の外にある
遊びやバイト、いろいろな「見えるもの」と…。どのようにすれば「見えないもの」が彼らに
響くようになるのか。私の未熟さに加え、硬式テニス部を3年間全うしたものがいない現状では、
それを伝えることは厳しいのでしょうか。
私自身が悩み続けることだとおもいますが…残って頑張っている彼らとともに、考えていきます。


がんばろう!!

2013年12月19日木曜日

体育館練習が続きます。

昨日、今日と冬の雨のため、室内練習を行ないました。

本当は外でしっかり打って試合に備えたいのですが、天候には勝てません。
少しでも試合までにボールに触れてラケット感覚を磨くために、この2日間は体育館にて
ボールを使った練習を行ないました。

おもに体育館で行ったものは壁打ちメニューです。
タッチボレーはいつも通り、この2日間は1人スマッシュ壁打ち、ボレー壁打ちです。

選手たちが自主練習のためのメニュー(本来は自分で考えだすものかもしれませんが)を持つ
ことは個人の練習と成長を促すと考えたからです。また、ちょっとの時間でも、そして1人であって
も多くの時間ラケットとボールに触れていてほしいという思いもあります。

私が自身で行っていた自主練習を彼らにも伝えましたが、活用してくれるのだろうか・・・。
それは試合でわかることでしょう、期待しています。
明日は晴れるといいのですが!


2013年12月16日月曜日

12月15日(日)練習試合-伯太、桃山学院、泉大津、和泉鳥取-

今日は午後から、4校での男子合同練習試合を行いました。
昨日に続いてまたまた寒い気候の中、30試合弱こなすことができました。

徐々に、ではありますが我が校の実力はあがっている…気はします。
ダブルスのダブル前衛のスタイル、シングルスでのポイントパターンの習得など、選手たちは色々試しながらテニスをしています。
しかし、結果が伴わない選手がいると、やはり指導方針に迷いが出そうになります。
目先の勝利を目指してひたすら繋ぐ、この指示は今年1年出さないつもりですが、
どうしても「勝ち」の味をもっとたくさん味あわせるためには必要なのかなとも思ってしまったりします。
ただ、そんな思いとは関係なく、選手たちは気持ちよく打って勝利をもぎとってくることが多くなっているのも事実です。
あと少しなのでしょう。今は私がもっとも我慢するときなのでしょう。

選手たちにとって、伯太テニス部として、もっともよい指導方針を徹底的に追及したいとおもいます。結果は後ほど掲載します。

12/14(土)オープンスクール、クラブ体験

久しぶりの更新になりました。冬の間はできれば毎日更新していきますので、ご覧いただければ幸いです。

さて、12月14日はは伯太高校のオープンスクールでした。この日は説明会のあとにクラブ体験があり、我が校のクラブに実際に入って高校の部活動を経験してもらいました。
テニス部のほかに、ソフトボールやサッカー、バスケットボールなど多くのクラブに体験を申し込んでくれていたようです。

我がテニス部には計13人がきてくれました。練習開始直前、あられが降ってくるなど気候的には寒くて恵まれていませんでしたが、身体をしっかり動かすメニューから、最後は初心者の参加者たちにもラリーを体験してもらいました。1時間程度のメニューでしたので、経験者にとっては不足であったかもしれませんが、初心者の参加者たちが楽しそうにテニスをしてくれているのを見て、久しぶりに「テニスをすることの楽しさ」を初心に帰ってみることができました。

やはり勝利を目標とする競技テニスを追及している中で、このような初心者の頃の楽しさというのは、えてして忘れてしまいがちです。もう一度、原点に戻りながらの指導が必要なのかもしれません。

ともあれ、クラブ体験にしてくれた子たち、ありがとう。少しでも興味をもって伯太高校にきてくれることを、そして一緒にテニスができることを心待ちにしています。
中学生のみなさん、冬のラストスパート頑張れ!